今回は、わが家のお気に入りパスタブランドを5つご紹介します。
・おすすめのパスタブランドはどれ?
・このメーカーのパスタ、美味しい?
イタリアに住んでいると、どのパスタがオススメなのか聞かれることがあります。
これ、難しい質問なんですよね。
イタリアにはいろんなパスタブランドがあるため、イタリア人の間でも好みが分かれるところ。
そこで、わが家のお気に入りパスタブランドを5つご紹介したいと思います。
今回、対象としたパスタブランドの条件は2つ。
- 一般的なスーパーで買うことができるもの
- 価格帯は1つ(500g)1ユーロ程度
つまり、高級ブランドや地域限定のものは除外しています。
日本でよく知られているパスタブランドも番外編としてお伝えします。
目次
わが家のお気に入りパスタブランド5選!

わが家でよく食べるパスタブランド・ベスト5です。
- Voiello(ヴォイエロ)
- Coop fior fiore(コープの高級PB)
- Garofalo(ガロファロ)
- RUMMO(ルンモ)
- Molisana(モリザーナ)
よく行くスーパーでの取り扱いなども多少影響していますが、わが家で買う頻度が多いブランドから並べました。
それでは、順番に紹介していきますね。
①Voiello(ヴォイエロ)

カンパーニャ州ナポリの老舗パスタメーカーVoiello。
イタリア産デュラム小麦・アウレオ種100%使用。
ブロンズダイズを使用、低温長時間乾燥という伝統的な製法で作られています。
表面がざらざらしているため、ソースが絡みやすく、モチモチの食感が特徴。
とっても美味しく、どこのスーパーでも手に入るので、わが家で一番使用頻度が高いブランドです。
②Coop fior fiore (コープの高級PB)

Coop fior fiore は、イタリアのスーパー、コープのプライベートブランドのプレミアムライン。
パスタ発祥の地、カンパーニャ州グラニャーノ産。
ブロンズダイズを使用、低温長時間乾燥という伝統的な製法で作られています。
グラニャーノ産のパスタ、しかもIGP認証を受けたパスタだけあって、めちゃくちゃ美味しいです。
味は、Voielloよりも好きですが、Coopでしか手に入らないので第2位に。
日本では手に入らないのが残念なところ。
③Garofalo(ガロファロ)

パスタ発祥の地、カンパーニャ州グラニャーノ産。
ブロンズダイズを使用、低温長時間乾燥という伝統的な製法で作られています。
こちらも、グラニャーノ産のパスタで IGP認証を受けたパスタ。
食感もソースとの絡みも抜群。
グラニャーノ産のパスタは安心の美味しさです。
日本でも手に入りやすいですね。
④RUMMO(ルンモ)

カンパーニア州ベネヴェントで作られるパスタ。
ブロンズダイズを使用、低温長時間乾燥という伝統的な製法で作られています。
こちらも、コシがあってしっかりした食感。
近所で取扱っているスーパーが少ないので第4位に。
⑤Molisana(モリザーナ)

南イタリア・モリーゼ州のパスタメーカー。
唯一カンパーニャ州以外のブランドです。
小麦や水にこだわり、ブロンズダイズを使用、低温長時間乾燥という伝統的な製法で作られています。
バランスのいい食感で食べやすいパスタです。
番外編:ディ・チェコとバリラは?
イタリアのパスタメーカーとして日本での知名度が高いディ・チェコ(De Cecco)とバリラ(Barilla)。
どちらも美味しくないことはありませんが、上記にあげた5ブランドには劣る(個人的感想です)ので、わが家ではほとんど買いません。
ただ、両ブランドども種類が豊富なのが魅力。
お気に入りの5ブランドにない珍しいパスタは、ディ・チェコを買っています。
たとえば、こちら。
No.44 Galletti(ガレッティ)。

ディ・チェコは、いろんな形のパスタが揃っているので、変わり種を楽しめるのがいいですね。
一方、バリラのパスタは、ここ数年買っていません。
パスタ専門家ではないので、うまく表現できないんですが、何となく物足りない。
ディ・チェコは上記の5ブランドと同様、ブロンズダイズを使用していますが、バリラはテフロンダイズを使用しているため、表面がツルツルなのが大きな違い。
そう!わが家はブロンズダイズのパスタが好きなんです。
そして、バリラは紙製の箱に入っているのも苦手な理由。

わが家では、気分やソースによってパスタの種類を変えるため、常に数種類のパスタの袋が開いている状態。
袋だとクリップで止めることができますが、紙製の箱だと収納スペースを取るし、虫が入りそうで不安なんですよね。
バリラは他のメーカーよりも1,2割お値段が安いのが魅力なんですけどね。
おわりに
わが家のお気に入りパスタブランドを5つご紹介しました。
もう一度まとめます。
- Voiello(ヴォイエロ)
- Coop fior fiore(コープの高級PB)
- Garofalo(ガロファロ)
- RUMMO(ルンモ)
- Molisana(モリザーナ)
どれも、イタリアでは人気のブランドです。
もちろん、ディ・チェコやバリラも人気ですよ。
今回は、1ユーロ程度の価格帯のブランドから選んだので、もっとおいしい高級パスタもたくさんありますが、普段使いには十分すぎるほど美味しいです。
イタリアでも人によって好みが違うので、いろいろ食べ比べてお好みのメーカーを見つけてみてくださいね★