イタリア生活

【国際結婚】イタリアに住むために行った手続き②住民登録/身分証明書/保険証など

イタリアに住むための手続き

日本人がイタリア人と結婚し滞在許可証を取得した後、イタリアで生活をするために必要な諸手続きについて、わたしが行った流れをお伝えします。

イタリアで結婚してイタリアに住むにはどんな手続きが必要?

これからイタリア人と結婚してイタリアで暮らす予定の方は、良かったら読んでみてください。

以前の記事で解説しましたが、イタリア方式での結婚は、日本の婚姻手続きと比べると必要書類やステップが多く、なかなか面倒。

そして、結婚後イタリアで暮らすためには、別途、必要な手続きがいろいろとあります。

まず、イタリアに住むために必要となるのが、滞在許可証(カルタ・ディ・ソッジョルノ)

こちらは、イタリアに住むために必要な手続き①でご紹介しています。

無事に滞在許可証を取得した後も、住民登録など、イタリアで生活をするために必要な手続きがいくつかあります。

わたしが行った手続きは以下の4つ。

  1. 住民登録(Diciarazione di Residenza)
  2. 身分証明書(Carta d’identità)の申請
  3. 納税者番号(Codice Fisicale)の取得
  4. 健康保険証(Tessera Sanitaria)の取得

それでは、手続きをした当時を振り返りながら、ご紹介していきたいと思います!

  • 2015年に観光目的で入国、ビザなしで滞在できる90日間以内に北イタリアで結婚、滞在許可手続きをしました。
  • 手続きの流れ、申請場所、必要な書類、手数料などは、当時のものです。
  • これらの手続き方法などは、現時点で変更されている可能性もあります。
  • 申請先や担当者によって必要書類や対応が異なることがあります。
  • 実際に手続きをされる際には、必ずご自身で役所等にご確認ください!

①住民登録をする(Diciarazione di Residenza)

イタリアで居住することになる市(Comune)に 住民登録(Dichiarazione di Residenza) をしまました。

日本で引越しをするときに、市区町村役場で手続きをするのと同じです。

市役所(Comune)に行き、住民登録や結婚手続などを担当する戸籍課(Ufficio Anagrafe)で登録しました。

【申請場所】

市役所(Comune)の戸籍課(Ufficio Anagrafe)

【必要なもの】

  • パスポート
  • 滞在許可証(Carta di soggiorno)

住民登録の手続きは簡単でした!

わたしは、滞在許可証を受け取った翌日に市役所に向かいました。

住民登録係の人とおしゃべりをしながら、申請書類に記入、係の人がデータを入力して終了。

30分くらいで終わりました。(おしゃべりがなければもっと早くできたはず。)

この日は、住民登録手続き中の証明書をもらいました。

後日警察官が確認のため自宅を訪問し、住民登録完了。

*警察官は2週間後に来ました。(事前に電話で訪問日時を連絡してくれたので助かりました。)

警察官の訪問は、持参したパソコンにデータを打ち込んで5分ほどで終了しました。

滞在許可証を入手したら、早めに住民登録しましょう。

②身分証明書(Carta d’identità)を申請する

住民登録が終わったら、身分証明書(Carta d’identità)を申請しました。

*イタリアでは、身分証明書を携帯することが義務付られています。

イタリアで生活をする際、いろんな場面で必要になるので早めに作っておくことをおすすめします。

住民登録をした市役所(Comune)戸籍課(Ufficio Anagrafe)に申請して発行してもらいました。

【申請場所】

市役所(Comune)の戸籍課(Ufficio Anagrafe)

【必要なもの】

  • パスポート
  • 滞在許可証(Carta di soggiorno)
  • 写真2枚
  • 手数料(5.42ユーロ)

警察官が自宅訪問に来た翌日に市役所に行ったところ、まだ確認書類が市役所に来ていないとのことで、2日後に出直しました。

身分証明書には、氏名、生年月日、出生地、住所、職業、既婚か未婚か、身長や髪の色、目の色が記載されます。

そのため、各項目を確認しながら担当の人がデータを入力して作成してくれます。

手数料を支払い、身分証明書の写真の下にある欄にサインをして受け取りました。

10年後の誕生日まで有効です!

身分証明書は紙ですが、カバーもついていました。

サイズは滞在許可証より一回り小さいですが、持ち歩くにはやはり不便。

市によっては、カードタイプの身分証明書もあるそうです。

  • 記載事項や手数料は2015年時点のものです。
  • 実際に手続きする際に市役所で最新の情報をご確認ください。

③納税者番号(Codice Fisicale)の取得

納税者番号(Codice Fisicale)は、日本のマイナンバーのようなもの。

イタリアで生活をするためには必要不可欠なものです。

税金・社会保障・医療のほか、銀行口座の開設、住宅の賃貸契約、携帯電話の契約、など、あらゆる場面で必要となります。

納税者番号は、滞在許可証にすでに記載されており、健康保険証(Tessera Sanitaria)に納税者番号とバーコードが記載されます。

なので、基本的には、特別な手続きは不要。

証明書が欲しい場合は申請できるとのことで、念のため申請しました。

【申請場所】

税務署(Agenzie delle Entrate)

【必要なもの】

  • パスポート
  • 滞在許可証(Carta di soggiorno)

わたしは、健康保険証が発行されるまでに、バーコードが必要になるかもしれないと言われたので、念のため、税務署(Agenzie delle Entrate)でバーコードの入りの証明書をもらいました。

結局使う機会がなかったので、健康保険証の受け取りを待ってもいいかもしれません。

納税者番号は滞在許可証に記載されており、健康保険証に番号とバーコードが記載されます。

健康保険証が発行される前に証明書が必要な場合は、税務署へ行ってみましょう。

④健康保険証(Tessera Sanitaria)の取得

住民登録ができたら、イタリアの健康保険証(Tessera Sanitaria)を取得します。

イタリアの国民健康保険に加入することにより、イタリア国民と同様の医療サービスを受けることができます。

【申請場所】

ASL(Azienda Sanitaria Locale)

【必要なもの】

  • パスポート
  • 滞在許可証(Carta di soggiorno)
  • 住民登録時の証明書類
  • 税務署でもらった納税番号の証明書

地元のASL(地域によって名前が異なります)で登録しました。

必要なものを持参し、ホームドクターを選定するだけ。

ホームドクターは、夫と同じドクターにしました。

(家族で同じドクターにしているケースが多いです。)

この日は、担当医などの情報が記載された紙ベースの保険証?を受け取りました。

健康保険証(Tessera Sanitaria)のカードは後日郵送されるとのことでした。

カードが届くまでは、このとき受け取った書類を使うことができます。

ところが、2か月たってもカードが届かなかったので、再度ASLへ行ってみました。

健康保険証はすでに発行されているので、郵送途中で紛失された可能性があるとのこと。

再発行の手続きをし、健康保険証(Tessera Sanitaria)の裏表の両面イメージが印刷された紙をもらって帰りました。

その後、2週間ほどして、無事に普通郵便で届きました。

イタリアの郵便事情も信用できませんが、大事な個人情報である「納税者番号」入りの重要なカードを「普通郵便」で送るとは、さすがイタリア。

日本では考えられませんよね。

イタリアで生活するための諸手続きのまとめ

イタリアで生活するために必要な住民登録や健康保険証の申請などの各種手続きについて、わたしが行った流れをご紹介しました。

  1. 住民登録(Diciarazione di Residenza)
  2. 身分証明書(Carta d’identità)の申請
  3. 納税者番号(Codice Fisicale)の取得
  4. 健康保険証(Tessera Sanitaria)の取得

今回ご紹介したのは、あくまでもわたしが手続きを行った2015年の流れです。

手続き方法は、地域によっても違いますし、また、わたしが手続きをした時から変更がある可能性もあるのでご注意ください。

イタリアでは、地域や部署、担当者、タイミングによって、手続きの流れが異なることが多々あります。

この記事をマニュアルにするというよりも、「だいたいこんな流れなんだな」程度に読んでもらえるとうれしいです。

これから手続きを行う方は、必ずご自身で担当部署に直接問い合わせて必要なものや手続き方法をご確認ください。