手作りマスクを手縫いで作りたいという人のために、作りやすいおすすめのスタイルをご紹介します。
・手縫いでマスクを作るならどのタイプがオススメ?
・マスクを作るのに必要な道具は?
そんな悩みをお持ちのかたはぜひ参考にしてみてください!
コロナウィルスの影響でマスク不足が深刻ですよね。
イタリアでもマスク着用が義務になったので、わたしもマスク作りを始めました。
ミシンがないので手縫いで、しかも、家にある古着を使ってマスクを作っているんですが、意外と簡単にいい感じにできて気に入っています!
サイズや縫い方など、改良を重ねながら、気づいたら20枚以上のマスクができました。
これまで、3種類のマスクを作ってみたんですが、手縫いでも作りやすいと思ったタイプをご紹介したいと思います。
また、手縫いで作るときのポイントもご紹介しちゃいます!
・手縫いで作ったマスク3タイプ
・手縫いで作るマスクのおすすめタイプ
・手縫いでマスクを作るために必要な道具
・マスクを手縫いで作るときのポイント
目次
3種類の手作りマスクを手縫いで作ってみた!どのタイプがおすすめ?

手作りマスクを作る人が増えて、ネットで検索するといろんなタイプが紹介されていますよね。
わたしはこんな順番で作ってみました。
- 無料型紙の立体マスク
- 折り込み立体マスク
- おさかなマスク
結論から言ってしまうと、マスクを手縫いで作るのにおすすめのタイプは、無料型紙の立体マスクかおさかなマスク。
それぞれのタイプのマスクを作ってみた感想をまとめていきますね。
手縫いマスク①無料型紙の立体マスク

次に作ったのが、無料型紙の立体マスク。
生地を2枚縫い合わせたあと、表地と裏地を縫い合わせて作るタイプです。
型紙もいろいろ出てますし、おそらく一番メジャーなタイプですよね。
プリンターがないので、スマホで見ながら寸法を測りながら型紙を作ってみました。
所要時間は、3時間ほど。
わたしは、強度を考えて返し縫いで作りましたが、並縫いで作ると短縮できると思います。
フィルターポケットやノーズワイヤーを入れるバージョンもあるので、用途や好みによっていろいろ選べるのがうれしいです。
また、中央や上下にステッチを入れると着用した時に形がしっかり出ます。
フィルターポケット&ステッチ入りのフルバージョン、こんな感じです。


*表地はストレッチ素材のTシャツ、裏地は綿のTシャツを使用。
ノーズワイヤーも取り外しできるので、ワイヤーが手に入りにくい場合に便利です。
フィルターポケット、ノーズワイヤー、ステッチなしで作れば1時間くらいで出来ると思います!
手縫いマスク②折り込み立体マスク


立体マスクを何枚も作ったあと、折り込みマスクにもチャレンジしてみました。
型紙なしで長方形に切った布を縫い合わせて作るマスクです。
布を切るのも簡単そうだし、ワイヤーなしでもOKとのことで、気になって作ってみました。
パリッとした素材の布を使うといいんでしょうが、ストレッチ素材の生地で作ったので形がきれいに出ませんでした。
マスクを着けてみると、立体マスクに比べてピタっとしていないので、解放感があります。
ただ、手縫いだと折り込み部分をきれいに縫うのが難しいし、見た目もいまいち。
こちらのタイプはミシンで作った方が良さそうです。
手縫いマスク③おさかなマスク

折り込み立体マスクでがっかりしたところ、おさかなマスク!というのが登場しました。
無料型紙の立体マスクと似ていますが、裏表それぞれ1枚の生地で作れます。
*縫う前の生地が魚のような形ということでおさかなマスクと呼ばれているそうです。
立体マスクのように2枚の布を縫い合わせなくて済むため、中央部分の縫うが少ないのが大きな違いです。
見た目は立体マスクに似ていますし、着用した感じも立体マスクとほぼ同じです。


*表地はスポーツウェア、裏地にユニクロのエアリズムのキャミソールを使用。
ゴムの部分を縫わない作り方が紹介されていましたが、何となく不安だったので縫ってみました。
1枚の布で作るので、柄付きの布を使う場合は、柄がきれいに見えるおさかなマスクがオススメです。
手縫いでマスクを作るために必要な道具

手縫いでマスクを作るために必要な道具はこちら。
- ハサミ(裁断用と糸きりバサミがあればなお可)
- 針
- 待ち針(クリップや安全ピンでも代用可)
- 糸
- 紙(型紙用)
- チャコペン(普通のペンでもOK)
- 紐通し(ヘアピンでも代用可)
家庭科の授業で使った裁縫箱があれば問題ないですね。
裁縫箱がない場合も、ハサミ、針、糸、紙、ペンがあればできちゃいます。
「ミシンがないからマスクが作れない」なんて思わなくても大丈夫です!
手作りマスクを手縫いで作るときのポイント
手縫いで作るときは、縫い目をできるだけ細かくするのがポイントです。
縫い方は、もちろん並縫いでもOK。
できれば返し縫いにしてあげると、見た目もきれいで、強度が増して洗濯しても安心です。
立体マスクの場合は、縫い代部分や上下にステッチを入れてあげると、すっきりした仕上がりになりますよ。
手縫いで作るマスクのまとめ
手縫いでマスクを作る場合のおすすめのタイプやポイントをご紹介しました。
【手縫いで作るマスクのおすすめタイプ】
- 立体マスク
- おさかなマスク
【手縫いでマスクを作るときのポイント】
- 縫い目を細かく
- ステッチを入れるとすっきりした仕上がりに!
材料がなくても、家にあるTシャツなどを使えば簡単にできちゃいます。
お気に入りの布を使って作れば、自分好みのマスクができますし、何度も洗って使えるのでおすすめです。
好みに合わせて、フィルターポケットやノーズワイヤーを入れたり、カスタマイズしながら楽しく作ってみてくださいね!