イタリアで初めてのセルフカラー(白髪染め)に挑戦してみました。
数年前からぽつぽつ出始めた白髪。
自分で確認できるのは数本だったので、よくないとは思いつつ、ちょくちょく抜いていたのですが、だんだん目立つようになってきました。
と思い、ヘアカラーに挑戦することに!
イタリアでは美容院に行かずセルフカットをしているので、自分で染めてみました。
スーパーに売っているヘアカラー(白髪にも対応)を使って染めてみたので、その様子をお伝えしたいと思います!
目次
今回使った市販のセルフカラー剤【Garnier Olia】

使用したカラー剤と色:Garnier Olia (4.0)
今回使ったのは、Garnier というメーカーの olia 。
Garnierはよく聞くメーカーだし、どのお店のヘアカラー売り場でも目立つ場所に置かれているので、人気商品っぽいです。
パッケージに白髪カバー率100%と書いてあります。
色は、4.0番 のCastano scuro。
ヘアカラー売り場に見本があったので、自分の髪の毛と比べながら選びました。
Garnier olia に入っているもの

Garnier Olia に入っているものはこちら。
- 薬剤①(rivelatore in crema)
- 薬剤②(crema colorante)
- トリートメント(balsamo Luce&Seta riutilizzabile)
- 調合用のボトル(applicatore)
- 手袋(guanti)
- 説明書(istruzioni)
説明書を見ながら実際に染めてみました。
セルフカラーで染める前の準備
アレルギーテスト
実際に染める48時間前にアレルギーテストをします。
綿棒を使って耳の後ろ辺りに2センチほど薬剤②(Crema colorante)を塗ります。
*アレルギーテスト中の48時間は、洗ったり触ったりしないこと。
48時間後、かゆみ、赤み、腫れなどの反応が出ないことを確認して、染め始めます。
*染める前にシャンプーはしません!
セルフカラーのために準備したもの
今回セルフカラーをするにあたって準備したものです。
- ケープ代わりのゴミ袋
- 新聞紙
- クリーム(ニベア)
首と腕を通す部分をはさみでカットしてケープにしました。
もちろん、市販のケープでもOKですが、また使うか分からないので自作しました。
新聞紙は、洗面台やカラー剤を置く場所が汚れないように作業スペースに敷きました。
ニベアのクリームは、顔まわりが染まらないように、耳や生え際に塗りました。
説明書を読んだところ、手で染められるとのことだったので、コームは使いませんでした。
あとは、汚れてもいい服に着替えて、染め始めます。
カラー剤(Garnier Olia)の使い方

説明書に沿って進めていきます。
簡単な手順はこちら
- 手袋をして、ボトルに薬剤①、②を入れてよく混ぜる
- 薬剤がよく混ざったら、ボトルのキャップを取って、根元にカラー剤を塗っていく(手袋でなじませながら)
- 根元に塗り終わったら、毛先までカラー剤を塗り込み、全体をマッサージ
- 30分放置
- 30分経過後、洗い流す前に手袋をつけたまま髪の毛をマッサージする
- 少量の水を加えてカラー剤が乳化するまでもみ込む
- シャワーで水が透明になるまでよく洗い流す
- 付属のトリートメントをつけて、3分間置く
- 洗い流す
初心者なので、説明書通りにやってみました。
カラー剤を塗った後の放置時間は、特に記載がなかったので、シャワーキャップをかぶらずそのままの状態で過ごしました。
心配ならシャワーキャップをかぶってもいいかもしれません。
ちなみに、わたしの髪の毛は、鎖骨くらいの長さ、量は少なめなので1本で余るくらいでした。
付属のトリートメントは、カラー後も使えます!
染めた後の結果と1か月後の状態
染めた直後は、明るいところでも白髪がまったく目立たないほどしっかり染まりました。
白髪以外の髪の毛は、ほぼ以前のまま。
ところが、時間が経つにつれてだんだん色が落ちてきて、1か月後にはほぼもとの白髪に戻ってしまいました。
説明書には染める時間は30分とありましたが、時間が足りなかったのか、それともはじめてだからか、よく分かりません。
色以外の変化として、ヘアカラーをした後、髪質が変わり、ゴワゴワした状態になってしまいました。
また、アレルギーテストの時に若干違和感があったのですが、かゆい!というほどではなかったので、そのまま使用したところ、1週間くらい頭皮に違和感が残りました。
大事には至りませんでしたが、もともとアレルギー体質なので、小さな違和感でもやめておくべきでした。
セルフカラーをするときの注意点
今回初めてセルフカラーをしてみました。(カラー自体初めて!)
はじめてなので分からないことばかりでしたが、意外とスムーズにできました。
実際に自分で染めてみて感じた注意点はこちら。
- アレルギーテストで違和感があったらやめる!
- 染める前に生え際や耳などにクリームを塗って保護しておく
- 作業スペースは新聞紙などを敷いてカバーしておく
- 汚れを落とす時に使えるようにティッシュなどを準備しておく
作業自体はスムーズだったのですが、アレルギーテストを軽視したのが反省点です。
今回は大事には至りませんでしたが、やはり少しでも違和感があったらやめておくべきですね。
おわりに
はじめて自分でヘアカラーをしてみました。
分からないことだらけでしたが、説明書の通り進めれば問題なかったです。
チョコチョコ出ていた白髪が染まると気分もあがります。
今回使用したヘアカラーはわたしの肌質には合わないようなので、次回はナチュラルな素材のヘアカラーを探してチャレンジしてみたいです!