イタリア生活

イタリアの歯医者さんに行ってきた!イタリアの歯医者体験レポート

イタリアの歯医者

イタリアに住んで6年目にして初めて!歯医者さんに行ってきました。

イタリアで歯医者さんに行こうか迷っている方、イタリアの歯医者さんの様子が分からず不安な方ために、実際に歯医者に行ってみた感想をレポートします。

イタリアで暮らして6年目に突入しましたが、これまで(たぶん)虫歯もなく、イタリアで歯医者に行ったことはありません。

ところがある日、大事件が!

なんと、親知らずが欠けてしまったのです。

はじめてのイタリアの歯医者、おそるおそる行ってきました。

いままでイタリアの歯医者さんのいい評判を聞いたことがなかったので、とっても不安でした。

イタリアで歯医者に行こうと考えている方の参考になればうれしいです★

イタリアで歯医者に行きたくなかった理由

わたしがイタリアで歯医者さんに行きたくなかった理由はただひとつ。

こわい。。。

歯医者が好きな人なんて、そんなにいませんよね。

わたしも歯医者は苦手。

でも、日本では毎年クリーニングを兼ねて歯の検診に行っていました。

ところが、異国の歯医者となると、どんな感じなのかイメージできないので、こわさ倍増です。

しかも、イタリアに移住した当初、ネットでイタリアの歯医者についての情報を調べたときに

  • 直したのにすぐに詰め物が取れた
  • 治療費が高額
  • 何か月も待った
  • 診察室が古くさい
  • イタリアで治療した歯を日本で見せたら驚かれた

などなど、いい口コミが全然なかったんです。

それ以来、イタリアの歯医者に対するイメージは最悪、クリーニングも検診もずっとしていませんでした。

最後に日本で歯医者に行ってからもう6年。

そろそろチェックしてもらいたいなあ、ということで、今年日本に一時帰国したら歯医者さんに行こうと思っていたところでした。

ところが、コロナで一時帰国が延期になった今、親知らずが欠けるという一大事が発生したのです。

このタイミングで歯が欠けるなんて、運が悪すぎる。。。

まずは、イタリアの歯医者を予約

イタリアで歯医者に行きたくないけど、欠けた歯が痛い(ような気がする)し、日本への一時帰国のめども立っていない今、選択肢はありません。

イタリアの歯医者さんに行くぞー!

でも、イタリアで歯医者さんに行ったことがないわたし。

歯医者さん選びも、予約システムも、ちんぷんかんぷん。

そこで、夫の母の友達の歯医者さんに行くことになりました。

義母が予約をしてくれたのですが、なんとクリニックではなく、まさかの歯医者さん本人へ電話して予約したとのこと!

しかも、あいにく出張中とのことで、「緊急ならすぐ診てあげるから出張先までおいで」と言われたそうです。

さすがコネ社会のイタリア!

それほど痛むわけでもないので、歯医者さんがクリニックに戻る1週間後に予約を入れてもらいました。

ということで、コネなしで予約する場合は、いつ予約が取れるのか不明。

義母いわく、「彼はとっても腕がいい(bravo)だから大丈夫」。

イタリア人ってすぐにbravoっていうので、信用できないんですよね。

もう歯が痛いのか歯医者が怖いのかよく分からない心境で1週間、過ごしました。

イタリアのデンタルクリニック初体験!

予約当日、義母に連れられてドキドキしながらクリニックへ。

受付のカウンターは、日本の歯医者さんとほぼ同じ。

診察室はまだ見えませんが、受付スペースの清潔感や新しい設備にひと安心。

想像していたイタリアの歯医者のイメージが悪すぎました

受付ではまず、コロナ対策として、消毒ジェルで手を消毒、おでこでピッと熱を測られました。

その後、健康保険証や身分証明書を提出、受付の方が住所や電話番号などをパソコンに入力して、必要書類にサインして受付終了。

イタリアでは病院でも身分証明書(ID)を要求されることが多いんですよね。不思議。

順番が来るまで椅子に座って待ちます。

コロナ対策で予約時間を厳密にしているのか、待合室に他の患者さんはいませんでした。

イタリアの歯医者の診察室はどんな感じ?

診察室は、日本の歯医者さんとほぼ同じ。

中央に診察台、離れたところにモニターや医療具など置かれたスペースがありました。

診察台にあがると、日本と同じような紙のエプロンをかけてもらいました。

日本と同じだ!ちょっと安心。

まずうがい薬の入ったコップで口をゆすいで、レントゲン室へ。

レントゲンも日本と同じで、顔のまわりをぐるりと回るやつでした。

レントゲンを撮って、診察室に戻ると、おしゃべりしながら歯医者さんが登場。

レントゲンと歯の状態を確認し、抜歯決定。

さっそく麻酔をして、抜歯。

親知らずを抜いたお話はまた次回詳しくレポートしますが、痛みもなくあっという間に抜けました。

あんなに恐れていたイタリアの歯医者さんでの治療は、何の問題もなく終了!

今回は抜歯なので比較は難しいかもしれませんが、いい歯医者さんに当たったみたいです。

イタリアの歯医者さん、気になる治療費は?

イタリアでは歯科治療に健康保険が効かず、治療費が高額だと言われています。

実際は、保険治療ができる歯医者さんもあり、治療費も安いらしいですが、治療までに長期間待たなければいけないことが多いとのこと。

ですが、まわりの人たちはみんなプライベートの歯医者さんで保険なしで治療しているので、保険治療の事情はよく分かりません。

ちなみに、わたしの場合は、次回クリーニング(日本の歯医者さんの一般的なクリーニングと同じ内容)をすることになり、親知らずの抜歯と合わせ、およそ250ユーロの支払いでした。

*保険が効かないプライベートのクリニックなので、健康保険なし(全額負担)の金額です。

おそらく、日本で健康保険を使わない(100%負担)治療費よりも高額だと思います。

日本とイタリアの歯医者さんの違い

日本とイタリアの歯医者さん、違う点もいくつかありました。

イタリアでは今回の歯医者さんしか行ったことがないので、イタリアの歯医者さんがどこも同じだとは限りません。

わたしが行った歯医者さんで感じた日本の歯医者さんと違う点は2つ。

  1. 治療後やクリーニング後に説明がない
  2. 受付と支払い担当が違う(支払いは別の部屋で)

日本だと、治療後やクリーニングの後、鏡で口の中や治療した箇所を見せてくれたり、今後のケアのアドバイスをくれたりしますよね。

それが全然ありませんでした。

もちろん、質問したら答えてくれますが、こちらから聞かなければ本当に重要なことしか伝えてもらえません。

イタリアでは、歯医者さんだけでなく、他の病院でもそういう傾向にあるような気がします。

なので、わたしは納得するまで質問しました!

あと、今回の歯医者さんは大きいクリニックではありませんが、支払いは受付ではなく、別の部屋でした。

まあ、こちらは特に問題はなかったですが、受付で支払いじゃないんだと思いました。

イタリアの歯医者さんでは、疑問点はとことん質問しよう!

結論:イタリアの歯医者さんは怖くなかった

わたしが初めて行ったイタリアの歯医者さんは、設備も清潔度も日本の歯医者さんとほとんど変わりませんでした。

今回は抜歯だったので、治療技術の比較はできませんが(そんな比較ができる専門家でもないですが)、いい歯医者さんに当たったのかなと思っています。

ただ、予想通り、治療費は高かったです

歯は自然治癒できないので、歯のトラブルは放置できませんよね。

いい歯医者さんに巡り合えたので良かったですが、今後、歯医者さんのお世話にならずにすむよう、しっかり歯のケアを続けていきたいと思います!